体調維持したい弁証論治


体調維持したい弁証論治
治療指針:生活提言




治療指針



長年続いている気虚を救うべく、腎気を中心に補気していく。

右下肢:陰経・膀胱経の経絡経筋にも気を補う。

右膝の熱感がなくなるのを一つの目標とする。




生活提言



○○さんは、昔から身体が丈夫だったと仰っている通り、快活に過ごされて きたようですね。そして、強いストレスがかかったときには、身体が悲鳴を あげることで、身体を治すことへ意識が向かい、回復してこられたようです。

ただ、お話を伺っていると、実は○○さんのお身体は、お疲れの状態が 長年続いていたのではないかなと感じました。でも○○さんは、とても上手に 身体を使ってらっしゃるようなので、あまり自覚はなかったかもしれません。

右膝手術の後、がんばってリハビリをして、ずいぶん回復されたとのこと。 現在は、体調も全体的に楽になってきたようで、よい傾向ですね。







今後は、この体調を維持したいとのことですが、お身体を拝見したところ、 まだ回復途中であり、もう少し生命力を養う余地があるように思います。

右膝も、熱感がまだ残っているということは、傷が治りきっておらず、 治すためには生命力を必要とします。

ですので今は、上手に回復するための大事な時期ととらえ、もうしばらく 慎重に養生を続けてください。長年がんばってきたお身体をいたわって あげましょう。

身体が楽になって動きやすくなると、やりたいことがたくさん出てくると 思いますが、一気に始めるのではなく、少しずつ取り組むことをお勧めします。 疲れを感じたら休息をとり、食欲がないときは無理に食べなくて結構です。 また、困ったことや嫌なことがあったときは、周りの人に話したりして、 一人で抱え込まないようにしてくださいね。

両足とも、膝から下が冷えているので、温かくして過ごすとよいでしょう。 そして、お灸は○○さんに合っているようですから、続けてくださいね。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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