病因病理:弁証論治


月経前の頭痛精神不安の弁証論治
五臓の弁別






14歳:初経。生理痛も出始める。
    生理前に頭痛がする(現在まで)。
35歳:ストレスで、寝付きが悪くなり、睡眠薬を服用するようになる。
    (現在も頓服する)
36歳:徐々に生理前の頭痛がひどくなり、薬が効かなくなる。
37歳:パートに行き始め、かなりストレス感じる。

頭痛は後頭部に起こっている。(胆経、膀胱経)
生理前はこの頭痛の痛みがひどいのでイライラして精神的に不安定になる。
肉体的な疲れより、精神的にいやなことがあったときに胃が痛くなる。
ピルを服用していない頃は生理前からの腹痛が生理7日目までずっとあり、出血も多かった。

左関 中~浮 緊(ピンピンしてる)
    沈 滑
舌裏 紅
右肝の相火あり
左太衝 陥凹
左胆兪 陥凹






ここ1~2年、頻繁にではないが、忘れた頃に突然動悸がする。

舌尖 紅
心下 突っ張り
内関(左>右) 緩み
左神門 少し硬い






幼少期:喘息
20歳:胃炎でその後もストレスでちょくちょく痛くなる(現在まで)。
    1日1~2リットル、水分を取るようになる(現在まで)。
33歳頃:毎晩寝る前にビールを飲むようになる。
38歳4月:雨が降ると頭痛がするようになる。
      おりものの量が増える。

お通じは毎日出るがほぼ下痢。1日2~3回出る時もあるが、2回目3回目は必ず下痢。
緊張、冷えで下痢。出たらすっきりする。
生理前は食欲が出て、甘いものを食べることもあり、夜食も食べる。
生理前は体重が増えて、生理がきたらぴたっと食欲も治まり、体重が減るので1月で2~3kgの体重変動がある。
コーヒーも2~3杯は飲む。

右関 中~浮 弦ぽい
舌中央に裂紋
左脾募少しあり
足三里(左<右)
左公孫 陥凹
左胃兪 陥凹深い
左脾兪 陥凹






幼少期:喘息
10代の頃:運動して汗が出るまでむくむ(現在まで)。
14歳:タバコ吸い始める(現在まで)。
    喘息が再発する(現在まで)。

タバコは1日20本。

左合谷 陥凹
左列缺 陥凹、かげり
背中全体的に腠理の粗。






31歳:子供を出産後、しばらく吐き気が続く。
    疲れやすくなり、冷えのぼせが出るようになる。

頭痛は後頭部に起こっている。(胆経、膀胱経)
睡眠不足、疲れると喘息発作が起こる。
寝るのが遅くなる。
疲れすぎても寝付けない。

左尺 中~浮 細くて弦
右尺 中~浮 硬い
関元 五百円玉くらいの大きさで丸くべこっと陥凹
左大巨 べこっと力なく、奥に陥凹あり
両申脈 冷え
腰椎が前弯しないで、後弯してて、椎間がはっきりせず腰椎は診難い。
右腎兪 陥凹
右三焦兪 陥凹




陽虚



寒がり、冷える、冷房が苦手
冷えても下痢

舌質 淡白




気虚



歯痕あり







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療方針:生活提言











一元流
しゃんてぃ治療院