脉診
脈幅あり
左関上中~浮に弦
右尺中沈に細い緊
経穴診
右後谿 ゆるみ、冷え
左後谿 少しゆるみ
左馬場神門 やや硬いつっぱり
左公孫 ゆるみ、冷え
左右隠白 冷え
左足第3指先外側 冷え
右太谿 冷え
右崑崙 冷え
右京骨 冷え
背候診
Th1~7の高さの腠理の粗
右肺兪 少しゆるみ
命門 ゆるみ
右腎兪 深い陥凹
右三焦兪 深い陥凹
右脾兪 陥凹
左胆兪 筋張り
左肝兪 筋張り
右肝兪 陥凹
左痞根あり(三焦と腎の間の外側)
腹診
脾募きつい 右>左
右肝の相火あり
本人の観察
脾胃が弱り、胃の不快感があると、臍の右寄りにモリッと邪が出現する。
深いこともあれば、表在に浮いてくることもあります。
もう少し脾胃が弱り長引くと、心下から中脘にかけて
一本棒のような邪が少し裏に出てきます。百会の反応について。
いつも百会の周辺、右前にかけて邪の偏りがあります。症状と反応の関連性について。
19ぐらいの時と、多少ましな去年あたりの反応の違いですが、
ひどい時は、
1、足の指の反り返りがきつい。僕自身は肝鬱との関わりが大きい
2、足の開きが大きくなる。 右の照海の拍動がきつくなる。
傾向性として、左がいつも右より開く、
照海の拍動は逆に右、陰谷の虚も右と矛盾した面があります。3、背部の反応
ひどい時は、腎、三焦兪付近が深くなる。同時に大腸兪も大きな反応を示し
てきて、それに比例して、曲池の反応も深くなります。舌について、
症状悪化の兆しとして、右の舌辺が剥げてくる。
それを放っておくと舌根部が剥げてくる。
こちらも、右が相対的に剥げて左に侵食してきます。
舌根部の剥げが見られると同時ぐらいに舌中部が白苔を帯びてきます。
症状が良くなり始めると、否、大体、舌の方の反応が先ですが、
舌中部の苔が減るのと同時に、舌辺部、根部の剥げが改善されていきます。
そうすると、大体入浴をきっかけに一気に皮膚が落ち始めます。それ以外の時、舌が悪い時は大方入浴にての改善は見られません。
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