病因病理


五臓の弁別






『肝』



〇横になると、頭を揺らすような拍動を感じる(肝気鬱結)

〇ノドに何かつかえた感じ。(肝気鬱結)

〇ふらつき。(肝風内動)

〇夜間拍動を伴う耳鳴り(肝気鬱結)

〇下まぶたの痙攣(肝風内動)

〇全身の倦怠感。やる気が出ない。(肝気鬱結もしくは肝虚)

〇左の偏頭痛

〇突然咳き込むことがある。(肝気上逆の気鬱)

〇生理時の血塊(おけつ)

〇生理不順・生理痛。生理前のイライラ・情緒不安定・鬱傾向(肝気鬱結))

〇やや頻尿気味(肝気鬱結)

●右臨泣、冷え

●左太衝、冷え、やや実

●左三陰交、冷え、深し

●左肝兪、熱(経穴の形状に異常は感じない)


『心』



〇口内炎(心火)

●右神門、硬結 脹れ、冷え。

●左心兪硬結。右心兪深い。

●右後谿、硬結、冷え

●右外関、発汗、実熱は感じない。

●右三焦兪、平板、板みたいな硬さ。


『脾』



〇右足のすねの湿疹。

〇早食いで食欲旺盛(脾胃が元気)

〇快通快便(脾胃が元気)

●左三陰交、冷え、深し

●左足三里、深くて大きい(右足三里の五倍ほどの大きさ)(胃の気の弱り)

●右胃兪、硬い、動きが悪い。


『肺』



〇左手の母指と示指の間湿疹

〇クーラーが苦手。(肺気の虚)

●右太淵、熱。

●右合谷、熱、腫れ。

●右大腸兪、深い。左大腸兪、硬い


『腎』



〇特に寒い季節と明け方、突然咳き込んで止まらなくなることがある。(腎虚の気 鬱)

〇全身の倦怠感。やる気が出ない。(腎虚)

〇お腹の張痛。(奔豚)

〇目の疲れ(元気の不足)

●右照海 冷え

●左三陰交、冷え、深し

●右腎兪、深い。左腎兪、硬い

●右風門、血絡








主訴:問診

四診

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論治

その後の経過











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