痛みの生理と病理


交通事故後遺症の治療
悪化緩解要因




■月経周期と損傷部位の状態が連動している。

このことは、経前10日前から悪化していること、月経3日目から緩解していることから伺われます。







■全身の気虚とそれにともなう気逆がある

全身の気虚は、悪天候・寒冷・梅雨時にいた見が増悪することから伺われます。

また、その痛み方が、腰から始まって、熱感が上り、右腕から頭頸部まで痛み、ついには頭痛がし吐き気をともない起き上がれなくなることから伺われます。

風邪で痛みが増悪していることも、全身的な気虚があるということを伺わせるものです。







■経絡経筋病

原因が事故であり、局所の損傷があるということがわかっているのですから、経絡経筋病があるのは当然なのですが、その深さがどれほどかということになるとさらなる考察が必要となります。

動きすぎると痛みが増悪すること。

負荷運動をすると痛みが増悪すること。

局所に温灸をすると痛みが増悪することから、経絡経筋病もあることは疑いありません。

ただ、整形でのリハビリであまり効果が上がらなかったことから考えると、経絡経筋病とはいっても一筋縄ではいかない深さを秘めていると考えなければならないでしょう。







生命の弁証論治:概要

事故前後の状況および経過

症状固定時の状態

来院時の状態

受傷前後の全身状況の比較

悪化緩解要因

痛みの生理と病理

弁証:治療指針および処置

直後効果

生活提言:治療経過

結語











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